「フン害」に忌避剤を開発


「官公庁やJRの駅など三百件近い施工実績があるが『効果がない』という苦情は一件もない。ハトを殺すことなく、寄って来ないようにできるのがうちの自慢」。伊万里市東山代町の国道204号沿い。看板もない小さな事務所で「あんじん」の小島安博社長は胸を張った。

「需要はそれほど期待できない」と思いながらも、事業を手伝っていた弟とともに研究を重ねた。ヒントはハトが死ぬほど強力なものも多かった市販の薬や防虫剤。「ハトが嫌がる成分を植物性で作れば、殺さずに寄せ付けないことはできる」と考えた。